昨日の夜、CSで「グラン・ブルー(グレートブルー完全版)」をやっていた。久しぶりに見た。「グレート・ブルー」は私が大学生の時、バイトしていた下高井戸のレンタルビデオ屋の友達が教えてくれてはじめて観た。なんて、美しい映画なんだ、と感動した。ジャン・マルク・バールに本気で惚れた。それから20回くらいは観た。その後しばらくして「グラン・ブルー(グレート・ブルー完全版)」が公開され、劇場に観に行ったがものすごく混んでいて確か立ち見だった。グラン・ブルーは当初カットされたシーンが50分近く追加されていて、少し間延びした印象だった。変な日本人も出てくるし。何故かところどころフランス語で吹きかえられていて違和感があった。私は「グレート・ブルー」が好き。この頃のリュック・ベッソンはすばらしい。絵もストーリーも繊細で丁寧で美しい。昨日見て改めて思った。ロマンチックな映画だ。青春時代がよみがえる。「Go,and see my love.」って、最後のセリフ、何度も練習したなぁ。
かつて、このDVDを夫に勧めて一緒に見たことがあったが、30分位で眠りに落ちていた。

その後、「レオン」をやっていた。言わずと知れた名作。ナタリー・ポートマンがとにかくすばらしい。切なくてたまらない。「オーケー」と返事をするのをよく真似したものだ。子どもの名前は「マチルダ」にしようと真面目に思った。ゲイリー・オールドマン、すごいよ。気持ち悪いよ。スティングのエンディング曲がちょっとやりすぎな感じもあるが、よくできた映画だ。
ベッソンさんはもう、こういうの撮ってくれないのかなぁ。