←こちら、エフのお父さん、「ジャック」。
エフにはじめて会ったのは昨年の4月、都内のブリーダーさん宅で。その時父犬と母犬にも会った。父ジャックは素人目に見ても、とても立派なゴールデンだった。なんとかチャンピオンらしい。ブリーダーさんが誇らしげだった。大きくて毛並みがよくて四肢ががっちりしていて頭も大きい。でもとても無邪気で、嬉しそうに夫と私に飛びついて挨拶してくれた。このあたりはエフと一緒。母犬は「プリン」という名前。写真を撮り忘れてしまったが、とても優しそうな顔をしていて体を低くして嬉しそうにしっぽを振りながら挨拶してくれた。これもエフと一緒。控えめな印象だった。

この間実家の父がエフを撫でながらこう言っていた。
「おまえはもう母親のことは覚えてないか?寂しくないか?」
そうだ、エフは時々窓の外をさびしげに眺めていることがあるけれど、お母さんのこと思い出してるのかな。犬はほとんどが母親と過ごすのは生後2ヶ月程度で、その後は離れ離れに暮らすのだけど、お母さんのこと、すぐ忘れられるのかな。人間と一緒にいるのが幸せだっていうけれど、ほんとにそうかな。どうにもならないことだけど、そんなことぼんやり思い、少し切ない気持ちになった。

はじめて会ったときのエフ、生後30日。まだ何も知らない。この25日後に我が家にやってくる。