私は「ムカつく」という言葉がキライだ。誰がなんと言おうとキライだ。知性も品性も全くない、一言で全てを片付けてしまう安易な言葉。面倒くさくて使ってしまうこともあるけれど、できれば使いたくないし聞きたくない言葉のひとつ。
ブログには文句は書くまいと決めていたつもりがガマンできず。
先日、行きつけの焼肉屋さんでのこと。私と夫の隣のテーブルにいた若いカップル。女子は白いモヘアの半そでのセーター、襟ぐりにパールみたいな石がちりばめられてるVネック。男子は茶色っぽいネルシャツの大学生風。女子の声がとても大きくて聞きたくもないはなしが一字一句聞こえてくる。どうやらモテモテの自分を大切にしてくれない彼氏に「ムカついて」いて、お友達のこの男子に聞いてもらってるらしい。とにかく「ムカつく」を連発。なんでもかんでも「ムカつく」らしい。そして「ちょーびみょーでしょ?」とその男子に問う。しかもこの女子、箸を手に持ったまま、男子をさしながら延々としゃべっている。いつも温和なアタシも、耐えられなくなる。おもむろに隣を向き、「あなた、まず、箸を置きなさい。それから、声をもう4ボリュームほど落としてしゃべりなさい。」と。頭の中で言ってみた。気の弱い私はお店のおじさんに「席、向こうと変わっていいですか?コンロの火が弱いので・・・・」とわざわざコンロのせいにして、席を変わるのが精一杯だった。それでも夫はよくやった、と褒めてくれた。

まあ、こんなことはよくあることで、いちいち腹を立てていても時間とエネルギーがもったいないだけだが、最近どうにもガマンできないときがある。歳のせいか。できれば「ムカつかず」に暮らしたいものだ。

帰宅後、エフに愚痴る私。