毎日1時間~1時間半位、エフと散歩に出る。近所の緑道を中心に色んなコースを歩く。途中たくさんの犬友達に会う。エフは誰に会っても大喜びする。犬よりも飼い主さんの方が好きなエフはいちいち相手の足元にぴったりくっついてお座りし顔を見上げる。上目遣いでひとしきり、カワイコぶって撫でてもらい、「おとなしくていい子ねー、じゃあね、バイバイ。」と相手が去っていくと、途端にハイテンションになる。リードがついているのにダッシュで行ったり来たりし、ジャンプして私の顔にまで鼻先でタッチする。「イヤッホーー!!撫でられたーー!!ほめられたーー!!」という感じで。私はそれがイヤでイヤで仕方がない。もう、バカじゃないの?私は倒されないようにぐっとその場で踏ん張るしかない。

家が近づいてくると、次第にエフの足取りが重くなる。スピードが落ち、顔を下に向ける。それでも勢いをつけて玄関前まで連れてくるのだが、そこでベタッとすわりこむ。どんなに引っ張っても動かない。おやつでつってもダメ。どうしてもまだ外にいたいというワケだ。

仕方がないのでしばらく玄関の外につないでおく。すると、いつもベランダの小窓から見ていた人達が通り、「あ、いつも上から見てるワンちゃんだ!かわいいー!」なんて言われてまた撫でられる。エフはたまらなく嬉しい。これはやめられない。こうしていつまでも玄関にいるエフ。いいかげん暗くなってくると仕方なく抱きかかえて中に入れる。これが毎日続く。