新作「コンスタンティン」のPRでキアヌ・リーブスが来日している。

キアヌといえば私が育てた、と思っている。こういう勝手な思い込みをしている人はたくさんいる。夫は、ジョディ・フォスターをあそこまでにしたのはオレだ、と言っている。でもキアヌを育てたのは私だ。学生の頃、アンドリューマッカーシーに夢中だった私は彼を探してB級青春映画ばかり見ていた。そんな中キアヌをはじめてみたのは「ビルとテッドの大冒険」というちょっとおバカ系の映画。天真爛漫な高校生テッドを演じていた彼の笑顔が目に焼きついて、それからは彼を探して「栄光のエンブレム」「ミッドナイトをぶっとばせ」「リバースエッジ」「旅立ちの季節」(題名あってるか定かでないが)などでマッカーシーからキアヌへ乗り換えていった。
当時ビデオ屋でバイトをしていた私は、店長にキアヌが出演している映画を入荷するようしつこく頼んだ。「殺したいほどアイラブユー」「バックマン家」「危険な関係」「マイプライベートアイダホ」などなどとにかくキアヌが出ているものはどんなにつまらない映画でも全部見て褒めちぎったものだ。
最近movie+でもやっていた「POINT BREAK(ハートブルー)」、これを劇場で見て完全にまいった。このときのキアヌは最高にかっこいい。日本人から見てもセリフは棒読みだし演技もうまくないのだけど、とにかく姿カタチが美しいのだ。恋人と海岸で朝を迎えた時のシーンなんて本当にため息がでた。何度見返したことか。当時はストーリーも面白かったような気がしていたが、最近見たらそれほど面白くなかった。そしてその後「スピード」の大ヒットでスターになり、私の手からはなれていった。ふー、よく育ったな〜。