犬は特定の言葉に敏感に反応する。
特に「サンポ」とか「ゴハン」などの言葉に大喜びする犬は多い。

エフの場合も同じく、「サンポ行こうかな・・・・」と小声でボソっと言っただけですぐに立ち上がって目を輝かせる。でもまだこの段階では、もしかしたら聞き間違いか、もしくは気が変わってしまうか、まだ安心できない様子。だからすごい集中力で私の動作と口の動きを見つめる。

棚から散歩バッグを出すと、期待から確信へ表情がガラリと変わる。
嬉しさ爆発、小躍りして階段を駆け下りていく。

もう一つ。
「シャンプーしようかな・・・」と言うと、「サンポいこうかな・・・」に似ている響きで、エフは一瞬戸惑いつつ、もしかしたらサンポかも、と期待の表情を見せる。「よし、サンプーいくぞ、エフ」とわざとシャンプーのところを曖昧に、そして楽しそうに呼びかけ下へ降りようとすると、「マジすか?サンポすか?でもバッグは・・?」という感じで階段を駆け下りる。

しかし、1階へ下りて私が玄関ではなくお風呂場へ行くと足取りがガラリと変わる。「エフ、シャンプーしようか」と呼び込むと、神妙な顔で一度下りた階段を再び途中まで上がり、そこからじっとこちらを見つめる。(写真のエフの視線の先にお風呂場があります)

「エフ、おいでよー。気持ちいいよ。」とどんなに優しく楽しげに誘っても階段から下りてこない。前足だけ一段下りて、こんな顔でいつまでもじーっとしている。

結局、毎回抱きかかえてお風呂場へ連行する。