近頃のエフは「サンプーいくぞ」と散歩に行くフリをしてシャンプーに誘ってみても、騙されない。「シャンポいこうか」と言っても疑う。今日も「さーて、そろそろいこうかなー。サンプ・・・」ととても楽しげに駆け足で一階へ下りると、一瞬一緒に下りてこようとしたが、とどまった。
一階から呼んでも下りて来ない。緊張の面持ちで下を覗くエフ。

「エフっころー、おいでー、遊ぼー、おかしもあるよー、ボールもあるよー、たーのしーよー。」などと何度呼んでも下りて来ない。・・・・・仕方あるまい、はっきりと「散歩行こう」と言って騙すのだけは道義的にマズイと思いやらないでいたのだが、これではシャンプーができない、それにまどろっこしい、で、「さんぽいくよー」と言ってしまう。すると、タッタッタッタと軽快に下りてきた。ごめんよ、エフ。

しかし、お風呂場にいる私を見て、エフ、廊下で抵抗。目をあわせません。

まだまだ抵抗。

引きずってお風呂場前まで。まだまだ抵抗。このあと四肢を駆使してふんばってました。

引きずり入れてシャンプーし、バスタオルで拭いた後、そのタオルを奪って2階へ猛ダッシュ。ふりまわして大暴れ。「だましやがって、だましやがって、バカバカバカバカー」




気が済んだようで。
はい、おつかれさま。

シャンプー好きになるいい方法はないだろうか。