昨日車のホイールに傷があるのを発見した。左前の一部に黒々と削られたような傷。人一倍ホイールを愛する夫の手前、どうしたものかと思案。日常車を運転しているのはほとんど私。心当たりはないが、そもそも私はタイヤを縁石に擦って幅寄せをするようなところがある。タイヤやホイールなど擦ってもいいもんだと思っていたのだが、ダメだということを教えられ最近はやらないようになったが。今のホイールはなんだかタイヤよりでっぱっているみたいな感じで、気をつかわなきゃならなくて面倒くさい。どこかで路駐したときやっちゃったかなあ、それとも最近よくきくホイール泥棒の仕業かなあ、などと考えながら今朝思いきって夫に打ち明けた。

私「あのう、左の前のホイールになんでかわからないんだけど傷があるの・・・。」
夫「・・・・・・」
私「なんでかなあ、心あたりないんだけど・・・・。」
夫「・・・・・・・・・・・・・・・・、あ、それ、オレ。」
私「なぬ!?」
夫「ちょっと擦った。」
私「どこで、いつ?」
夫「家の前の塀で、1ヶ月くらい前。」
私「・・・・・・・」

まったく、夫は私の幅寄せや駐車にギャーギャーうるさく注意をするくせに、自分は家の駐車場で何度も擦っている。(これで3回目) しかもぶつけたことをいつも言わない。バレるまで黙っている。そういえば最近やけに銀色の塗料を探していると思った。またなにか工作でもするのかと思っていたがホイールの傷を隠そうとしていたのか。
だいたい夫は自分のドライビングテクニックを過信しているようなところがある。助手席に乗ってると危なっかしくてしょうがない。この間も渋谷からの帰り道、246で左後ろにポルシェがいるのに気がつかず、ウインカーを出すと同時に左に車線変更しようとして危なく接触するところだった。助手席からポルシェにペコペコ謝った私。怒ってない顔してたけど、その後猛烈なスピードで走り去っていったよ。
車線変更するときは事前にウインカーを出してからしっかり後ろを確認しなさいと何度言ったらわかるのだ。
それからしばらくは罰として下北までしか運転してはいけないことにしてやったのだった。(下北までうちから10分くらい)

またしてもコソコソとぶつけていた夫に、ここぞとばかりに、「いつも注意力散漫だ!」「慌てるなって言ってるでしょ!」「このバカタレが!」と散々怒ったら、しょぼくれた顔をしてこっちを見た。


怒られたときのエフにそっくりだった。