週末はくんちゃんお泊り。
飲み会で帰りの遅いef夫の居ぬ間に二人で宴会。鰻が大好物なくんちゃん用に2匹だけ冷凍保存しておいた浜松鰻を炙っていただく。美味しかった~。あとは色々野菜の煮物(byしつこいほど圧力鍋)、ほうれん草とトマトとチーズのサラダなど。

この日のエフはやりたい放題。くんちゃんに飛びつき放題、袖引っ張り放題、テーブルの上のおしぼり奪取し放題、お皿舐め放題、くんちゃんのトートバッグに顔突っ込み放題などなど。いいかげんにしないかと本気で怒ったら、フセしながら「わん!(いいじゃん!)」と言い返してきた。なにを!こやつ、生意気な。その後もちっとも言うこと聞かず邪魔ばっかりしてきた。まったくもう。
ef夫が帰宅したらまるで別の犬のようにかわいらしくなった。エフのやつ、おぼえてろ。

翌日も朝からくんちゃんにベタベタと甘えるエフ。まったく実に幸せそう。

そして簡単に朝ごはんを食べ、10時過ぎに仕事へ出掛けるくんちゃんを見送る。
身支度を始めた頃からすっかり意気消沈のエフ。弱々しい足どりで一緒に階段を下りる。
「じゃあね、エフ、またね」と玄関を出ようとするくんちゃんをうなだれながら上目遣いで見つめるエフ。そして玄関の扉がバタンと閉まったのと同時に、クルっと向きを変えてバタバタと2階ベランダへ。


急いで小窓から顔を出し(慌てて頭ぶつけてた)
外に出たくんちゃんを見送る。
「エフう~、バイバイ~」と手を振るくんちゃんを
切ない顔してただ見つめるエフ。
姿が見えなくなっても
じっとそのままたたずむエフであった。


横から顔を見るとこうなっている。


しばらくするととぼとぼと部屋に戻ってきて、
そのままバタリと寝る。

そして、久しぶりにものすごく悲しそうな顔。
相当淋しいようだ。
でも昨夜のエフのやりたい放題ぶりに甚だ呆れていた私は、そんな顔されたって別になんとも思わない。


ふん、なんだ、その落ち込みは。情けない。


あーなさけなーい。

・・・・・・・・・。

ふん・・・。


と、そこへef夫がそっと頭を撫でて慰める。
うるうると顔を見上げてお手のしぐさで甘えるエフ。

そして二人は寄り添ってまどろむのであった。

いつだってイイトコどりのef夫でした。