土曜日の朝レディの家へ向かった。
エフを連れて行こうかどうしようか迷ったけれど
もしも私がレディパパと同じ立場になったら、犬を連れて来て欲しいな、触りたいな、抱きしめたいなと思うだろうなと感じて連れて行った。よく知っている犬ならなおさら。ef夫も迷わずそう思ったようだ。

たくさん泣いて胸が重苦しい渦中にあるであろうレディパパがいつもよりちょっと小さい目をして迎えてくれた。「エフよくきたねえ。」と。



いつもレディと散歩していたという裏手の緑地を一緒にお散歩した。
「エフがいれば一緒に歩ける」って。




ここでよくレディの写真や動画を撮ったりしたって。




エフは嬉しそうに走り回っていた。
初めてなのに何度も来たことがあるように我々を案内してくれた。



とても素敵なところで驚いた。
こんな自然の中を毎日お散歩していたなんて幸せだなあ。



木の階段が多くて足腰鍛えられたんだろうなあ。
だからずっと立派に歩けていたんだろうな。



部屋に戻ってレディに届けられたたくさんのお花に囲まれて話をした。
エフは氷を食べたりお供えのお花を食べたり相変わらずガチャガチャしている。
だけど時々レディパパの正面に顔を向けて静かにおすわりする。

犬臭のするエフの顔に優しく頬を寄せるレディパパ。
エフはただ静かにじっとそれに応える。何を求めるでもなく。


・・・ああ、犬ってすごいなと思った。
その静かで切なく優しい光景を見ていてそう思った。

人の痛みがわかるんだなんてことまでは言わないけれど
何かをちゃんと感じてる、察してる。

そしてひたすらやさしい。


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帰宅後はレディにもらったカラーをしてボールに夢中。


レディにもらったボーンにも夢中。


無邪気にヘラヘラしてるけれど、わかってるんだなあ。
やっぱり犬はすごいよ。