リンマンブルース ゴールデンレトリバーの生態とマンガ

ゴールデンレトリバーのエフとコメと保護猫のウメ、そして私とef夫の日常を写真とマンガでつづります。

カテゴリ: ヘルニア手術・怪我など

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて、年末年始は毎年静岡へ帰省するのが我が家の過ごし方でしたが、年末にef夫が酷い腰痛におそわれてしまい、急遽帰省はせず、家で安静に過ごすこととなりました。以下記録です。12月25日に右足太ももの ... 続きを読む

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


さて、年末年始は毎年静岡へ帰省するのが我が家の過ごし方でしたが、年末にef夫が酷い腰痛におそわれてしまい、急遽帰省はせず、家で安静に過ごすこととなりました。

以下記録です。

12月25日に右足太ももの外側に激しい痛みが現れ、座っているのもままならず寝ていても姿勢によっては痛みが出てどうにもならず翌日整形外科へ。最初からMRI検査を目的にかつてヘルニアの手術をした病院へ行く。痛がり方からおそらくまた椎間板ヘルニアだろうなぁと思っていたので、過去の記憶が蘇りまた手術か…と憂鬱な気持ちでいた。その日は薬のみの処方で翌日MRIを撮る。診断は年明け5日。

ちょうど仕事も年末年始休暇に入るのでとにかく安静に過ごすことにする。腰には冷湿布を貼り痛みのある太ももにはモーラステープを貼る。処方されたリリカ25mg2錠を寝る前に服用。動作はゆっくり慎重に。

薬が効いたのか安静が効いたのか明け方足の痛みで起きてしまっていたのが起きずに朝まで寝ていられるようになる。次第に座っているのも平気になり、難しかった右足を曲げた状態から伸ばすこともできるようになる。日ごとよくなりお正月が明ける頃には常にあった足の違和感も薄れ普通に歩けるようになってきた。


そして1月5日、MRIの結果を聞いてきた。

51731d27.jpg

診断はやはり椎間板ヘルニアで今回は第2第3腰椎の間のヘルニア。(前回は第3第4、その前は第5と仙骨、そのまた前は第4第5のヘルニア。…つまり、あと第1第2で腰椎コンプリート…!)

でも今回はそれほど酷くはないようでそのまま引っ込む可能性もあるとのこと。症状も治まっているので特に処置をする必要はないそう。(年末年始の安静が効いた。嬉。初動が肝心を実感。)

再びリリカが処方されてひと月後に再受診することになりました。

とりあえず手術にはならないようなのでほっとしました。まだ油断はできないけど。

引き続き無理のないように過ごします。


前回、前々回のヘルニア手術の時のブログの記録が、すっかり記憶が曖昧だったので役に立ちました。ブログに書いといてよかった。

前回(2009年)↓前々回(2006年)↓


そして今日叔母から届いた荷物に足腰の御守りが入っていた。優しくてありがたくて涙出た。


というわけで新年早々ヘルニアの記事でアレですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。



エフは元気にパン屋さんに通っています。


姪っ子が作ってくれた被り物。


ef夫のアシモ歩きに付き添う。



どうか健やかな一年になりますように。
























英語版は海外のみでの販売です。







首にあったできものを切除する手術を受けました。エフではなく、ef夫です。随分前から存在していた首の後ろの丸いしこり。5年程前に一度病院で診てもらい、診断は「粉瘤(ふんりゅう)」で悪いものではないとのこと。すぐに取る必要もないとのことで、そのまま経過観察となっ ... 続きを読む
首にあったできものを切除する手術を受けました。エフではなく、ef夫です。

随分前から存在していた首の後ろの丸いしこり。
5年程前に一度病院で診てもらい、診断は「粉瘤(ふんりゅう)」で悪いものではないとのこと。すぐに取る必要もないとのことで、そのまま経過観察となっていました。

粉瘤(ふんりゅう)とは:
皮下にできる良性腫瘍(できもの・おでき)の一種。新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)に溜まることによってできる良性の嚢胞性病変の総称。アテローマまたは表皮嚢胞とも呼ばれる。




で、ここ最近、大きく成長してきた様子でさすがに気になりだし。
再び近所の形成外科に受診。
切除した方がいいとのことで
東京医療センターを紹介されました。

←手術当日朝のふんりゅう。


またこちらにお世話になります。

局所麻酔で日帰り手術とはいえ、
色んな書類や同意書があります。


「腫瘍切除」なんて書いてあるとドキドキする。緊張しました。(私が)


で、昨日手術を受けました。
1時間半ほどで無事終了しました。
局所麻酔のためジョキジョキ切る音やシューシュー焼く(?)ような音がつぶさに聞こえてきて、かなり手に汗握ったようです。


本人の図解によると
このように切って
こういうものを摘出したらしい。
(持ち帰りたいと言ったらダメだと言われたそう。)


帰宅後はこんな感じ。

その夜はお風呂禁止。
「合法的に風呂に入らなくていい!」と喜んでいた。


しかしさすがに疲れたようでその日はぐったりして早々に就寝。


翌日、術後チェックのため再び受診。


特に問題なく軟膏付きの大きな絆創膏のみになった。
シャワーは今夜からOK。


傷口はこんな感じ。3〜4㎝ほど。
腫れもほとんどなくきれいなもんだ。
引き攣れるような感じはあるが全然気にならないらしい。

来週抜糸。


エフは特段興味ない様子。


長年気になっていたものを思い切って取ってすっきりしたようです。

以上、粉瘤手術レポートでした。


(現在松葉杖のef夫、一応状況経過を記録。全くご心配には及びませんのでサラっと流してください。)普通に走れるようになったことがとても嬉しいef夫、日曜日早朝、いつものように張り切って野球の試合へ出掛ける。この日は大井埠頭海浜公園球場。ドッグランもあるしエフも ... 続きを読む
(現在松葉杖のef夫、一応状況経過を記録。全くご心配には及びませんのでサラっと流してください。)


普通に走れるようになったことがとても嬉しいef夫、日曜日早朝、いつものように張り切って野球の試合へ出掛ける。
この日は大井埠頭海浜公園球場。ドッグランもあるしエフも連れて一緒に来れば?と言うのでそうしようかなと思っていたのだけど、翌朝目が覚めて時計を見ると既に試合中の時間で、、、
のそのそと起きてコーヒー煎れてのんびりくつろいでいたらef夫から電話がきた。「ふくらはぎをちょっとやってしまいました…」と。

試合中、ボールを追って走り出そうとしたその瞬間、右ふくらはぎにボールがパーン!と当たったような、或はぬかるんでいた地面の泥の固まりが当たったのかと思うような衝撃があり、次の瞬間もう動けなくなってしまったそうな。
途中退場で車を運転して左足ブレーキでなんとか帰宅。痛みに耐えながら必死でここまでたどり着いたようで、もうその姿はボロボロ。泥だらけだし。玄関先でソックスを脱がせると、ふくらはぎが赤くパンパンに腫れ上がっていた。これはまずいなと軽く青ざめた私。痛くて足がつけず肩を貸してなんとかソファまで辿り着き横になる。

電話をもらってから家で待つ間、ネットで「ふくらはぎ 筋断裂 肉離れ」で検索しまくり、応急処置の仕方を見ながらその通りにする。まずは包帯でふくらはぎをぐるぐる巻いて固定し、その上からアイスノンと氷で冷やし、クッション重ねて心臓より上の高さに足を上げて安静にしてもらいました。
その間にダッシュでドラッグストアへ。テーピングテープ(伸縮と非伸縮の2種、幅50mm)を買ってきて、ネットで見つけた圧迫固定の仕方を見よう見まねでぐるぐる巻きにする(ヘタくそ)。その上からアイシング。

さて、病院へ行かないと。で休日の病院を探す。この日世田谷区の急患医・当番医はどこも内科・小児科ばかりで、他をあたってくださいと言われる。4軒目で運良く整形の当番医にたどりついた。よかった。
そういえば病院探して右往左往するのはいつだって休日。どうして病院は土日祝はやっていないのだ?ほとんどの社会人は土日祝でないと病院なんて行けないのに。ムキーッ!と、ひとしきり怒る私。

で。K病院へ行き受付済ませて1時間程待つ。
テーピングをはずすとさっきまでの大きな腫れが随分引いていた。
レントゲンをとり診察。骨には異常なく、アキレス腱も大丈夫そうとのことでひとまずほっとする。
ふくらはぎの肉離れとのこと。
負傷した時の状況にしては腫れや痛みが抑えられているようで、初期手当が良かったのだろうと先生に言われたらしい。誰のおかげだ?


そんなわけで固い添え木を当てられてギプス状態になりました。

帰宅後もアイシングは継続。

エフはおそるおそる鼻をくっつけていた。

沈むef夫と、またですかと怒りっぽい私の間に流れるどんよりした空気に、エフは早速下痢Pに。その前から軟便気味だったのだけど一気に酷くなってしまった。


(翌日少し血便まで出たので念のため病院行って診てもらいました。すぐ治りました。)

家の階段の上り下りに苦労している。「下りるときはいいほうの足を先に出す、、、あ、いや違うなあ」などとブツブツ言いながら。
その姿が可笑しくてクスクス笑いながら写真を撮る。本人必死なのにね。



どこにも行けず動けず。


野球の帽子の「J」のマークが取れかけてしまったのでどうしようと言うので、「知るか。」と無視していたら自分で熱圧着補修シートをカットしてアイロンをかけていた。

でも失敗していた。
ふっ。


今日で負傷後5日目、添え木もとれて腫れもひいて湿布とサポーターだけになりました。まだまだよぼよぼ。

ああ、ヘルニアに比べたらなんて楽なんだろう。



そして何故だか松葉杖を怖がるエフ。
決して見ず、ちょっと動くたびビビる。
早くいなくなるといいね。


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低周波治療器なのだ。ef夫お風呂上がりのお気に入り。腰とか肩とか腿とかにペタっと貼って低周波かける。筋肉がピクピク動く。はたから見てると勝手にヒクヒク動いているのでちょっと薄気味悪い。足裏に貼っても気持ちよし。ちなみに、ef夫の足裏は異常にキレイ。つるつる。 ... 続きを読む

低周波治療器なのだ。



ef夫お風呂上がりのお気に入り。


腰とか肩とか腿とかにペタっと貼って低周波かける。筋肉がピクピク動く。

はたから見てると勝手にヒクヒク動いているのでちょっと薄気味悪い。


足裏に貼っても気持ちよし。



ちなみに、
ef夫の足裏は異常にキレイ。つるつる。
しかも何時も無臭。

(私はガサガサ)


ところで、


ブレスエアー」という名のマット。

腰痛持ちにいいと川合俊一がお薦めしていたので買ってみた。

どうでしょうか。


ふむふむ。


エフは気に入ってくれたよう。


使用して2週間、特に良くもなく悪くもなく。でも若干腰が沈むようだと。
今まで使っていた固さ2倍のウレタンマットにせんべい布団の方が良いそうで、また元に戻しました。ヘルニア歴20数年、あらゆる寝具を試してみたけれど、結局それがいいみたい。
お蔵入りがまた1つ…。


そんなef夫、毎晩のお楽しみ。


エフと分け合うカスピ海ヨーグルト。


2匹とも、ますます快調。(快腸過ぎ?かも)


なにやら話しながらスプーンで器に分けている。

この後ろ姿が好き。


昨日抜糸をしました。切開痕は10㎝ほど。ホチキスのような針を7カ所プチプチと切って抜いて終了です。お風呂に入れるのはまだ4,5日あと。(シャワーは可)術後の経過は順調で早期に退院できたといっても、圧迫されていた神経と衰えた筋力が快復するには数ヶ月の時間がかかる ... 続きを読む
昨日抜糸をしました。切開痕は10㎝ほど。ホチキスのような針を7カ所プチプチと切って抜いて終了です。お風呂に入れるのはまだ4,5日あと。(シャワーは可)
術後の経過は順調で早期に退院できたといっても、圧迫されていた神経と衰えた筋力が快復するには数ヶ月の時間がかかるようで、家に帰ってきてからも調子が良かったり悪かったり、喜んだり落ち込んだりを繰り返して過ごしています。

今まで当たり前にできていたことがうまくできない、思うように足が動かないというのは本人にしてみれば相当悔しいことで。元々運動神経が良いだけに余計もどかしい。足腰丈夫な私には痛みもわからず容易に想像つかなくて、黙々とリハビリする姿を見ているしかできないけれど。
でも大丈夫。
時間がかかってもきっとまた野球でもゴルフでも何でもできるようになるよ。なにせ、ニコニコ笑ってえっぷーが守っているから。

調子が悪くて横になると、足元をがっちりガードするエフ。
ほんとーにきみは天使のようだな〜。


さて、そんな献身的なエフに、連休初日思わぬご褒美が。



えええーまじですかー!?

これは夢ですかーー!?



父!!


さらに兄!!!


大好きな人がキターッ!
エフ、嬉しくて嬉しくて。

富士からお見舞いに来てくれた2人と
ささやかに退院祝い。

傷口を見せるef夫と
それをまじまじと見る父と兄。

お尻まで見えていたけれど
真剣なお三方。

面白い光景でした。


ふたりの真ん中で終始満足そうなエフ。
よかったね〜。

エフのお見舞いに来た訳じゃないんだけどね。
ありがとう。

そして、
エフのお散歩に出掛けたら
後ろからゆっくりとついてきたef夫。

ちょっとだけリードを持たせてあげました。

エフ、いつもぐいぐいひっぱるのに(みんな一緒だと特に)
ef夫の顔を見ながらゆっくり歩いて。えらい。

これは、エフがef夫のお散歩をしてあげてる図ですね。


3歩進んで2歩下がる。
焦らずゆっくり、がんばれー。


退院しました!無事家に帰ってきました。3週間ぶりにエフとご対面です。びっくりして嬉しくてどうしていいかわからずちょっと控えめに抱きつくエフ。 ずっとべったりくっついてました。しばらく自宅療養です。嬉しいね〜エフ。注意事項は重たいものを持たないこと、後は痛み ... 続きを読む

退院しました!
無事家に帰ってきました。
3週間ぶりにエフとご対面です。

びっくりして嬉しくて
どうしていいかわからず
ちょっと控えめに抱きつくエフ。


ずっとべったりくっついてました。





しばらく自宅療養です。
嬉しいね〜エフ。

注意事項は重たいものを持たないこと、
後は痛みと相談しながら積極的に動くようにと先生からのお達し。
家の階段でエフと一緒にリハビリしてます。
まだまだよちよち歩きで今までの5分の1位の速さでしか進めませんが
ゆっくりと一歩づつ歩ける幸せを噛みしめているようです。

あーやっと帰ってくることができました。よかった。長かった。
温かい応援をたくさん本当にありがとうございました!


そして、さきほど、
寝室を覗いてみたら、、、



なにやらとても幸せそうで。

よかったね〜。


7月11日(土) 入院以来初めて朝までぐっすり眠れたそう。トイレもゆっくり歩いて行ける。幸せ。まだまだあちこちに痛みは残っているがこれまでに比べたら夢のよう。でも無理はせず少しずつ上体を起こす時間を長くしていく。午後には車いすで初めて1階の本屋まで行った。久 ... 続きを読む
7月11日(土) 入院以来初めて朝までぐっすり眠れたそう。
トイレもゆっくり歩いて行ける。幸せ。まだまだあちこちに痛みは残っているがこれまでに比べたら夢のよう。でも無理はせず少しずつ上体を起こす時間を長くしていく。
午後には車いすで初めて1階の本屋まで行った。久しぶりの下界の刺激にクラクラしたよう。
Yさん夫妻と娘のKちゃんそしてシュウくんがお見舞いに来てくれた。
かわいいKちゃん(4歳)に腰をさすってもらえた。よかったね。


夕飯もこの角度まで大丈夫になった。
もう完全に自分1人で食べられる。
初めての完食。よし。


帰りはエレベーターまで見送ってくれた。
すごい進歩。

7月12日(日) 久しぶりに病院へ行かない朝。
荒れ果てた家を大掃除&洗濯。
エフのごはんをたくさん作ったり。


午後はオカリンマンがやってきた。
お土産はタイヤのカタログ。
よくおわかりで。



もう2週間以上エフに会えなくて寂しいef夫のために
昨夜寝るとき動画を撮ってあげた。



余計寂しくなったかな。

術後の経過は順調です。日ごと回復しています。
退院目指して黙々と一生懸命リハビリしてます。がんばれ。もう少しだ。


7月7日(火)MRI検査。夕方結果について担当医よりお話がある。やはり第3腰椎と第4腰椎の間の椎間板が大きく飛び出ている。さらに飛び出たものが下方向に向かって垂れたような状態になっている。広い範囲で神経を圧迫している。これが左足の激しい痛みと機能低下の原因であ ... 続きを読む
7月7日(火)MRI検査。夕方結果について担当医よりお話がある。

やはり第3腰椎と第4腰椎の間の椎間板が大きく飛び出ている。
さらに飛び出たものが下方向に向かって垂れたような状態になっている。広い範囲で神経を圧迫している。これが左足の激しい痛みと機能低下の原因であろうと。
画像を見るとよくわかる。

治療法としては神経根ブロック等の保存療法かあるいは手術だと。
手術の場合、背中を切るのが3度目になるので以前の手術による筋肉や骨の癒着があり神経に触れずに飛び出たものを上手に取り去るのは簡単ではない、前回よりもリスクは上がり痛みも残るかもしれないと。

ef夫は最初からずっと手術を望んでおり迷わず手術を選択。
リスクのある手術に私は躊躇、でもこんなに長く寝たままなのに痛みが引かないのはやっぱり切らなければ無理なんだろうと思い、覚悟を決めた。

というわけで9日(木)に手術することに決まる。

今回の痛みは長く大きくこれまでと質も違って、ヘルニアだけではなく何か他の病気があるのでは?と疑っていたこともあり検査結果を聞いて少しほっとした。大きなヘルニアで3度目の手術は怖いけれど、とにかく一歩踏み出せたことに希望がわいてきた。

7月8日(水) 看護師から「ヒゲを剃ってください」と言われ、そんなに汚らしいかなと思っていたら手術時にする酸素マスクや管等を留めるのにヒゲがあるとうまく留らないからだそう。なるほど。
車イスに乗り初めて洗面所へ。伸びたヒゲを剃る。座った状態でも3分位経つと足が痛み始めるため急いで剃る。うまく剃れず不本意な様子。ヒゲ剃りだけで汗びっしょり。

手術のため準備色々。CTを撮り、採血。リハビリ科による術前機能検査。麻酔医からの説明。執刀医からの手術内容、リスク、輸血等に関する重要事項説明、同意書にサイン。
明日のスケジュールと必要なものを伝えられる。和式の寝間着、バスタオル2枚、おむつ、弾性ストッキング。
ストッキングは3年前に使ったものが家にあったので買わずに済んだ。寝間着は病院の売店で売り切れで、夜急いでライフに買いにいった。


7月9日(木)6:00 浣腸。
7:00 点滴が始まる。

義母、義姉、姪からのファックスを読む。ずっといつも助けてくれてありがとう。
ちょうど個展期間中の忙しい中何度も電話をくれ心配していた父(見に行けなくてごめん)、お兄ちゃんもありがとう。Yさん、Kさん、SくんIくんKちゃん、Fさん、Sさん、kurakura、グーママ、オカリンマン、Hちゃん、Kちゃん、シュウくん、会社の皆様、ご無沙汰だった友人たちなどなど、たくさんの励ましをありがとう。そしてブログで応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。エフオット、いってきます。お義父さん、お母さん、ご先祖さま、どうか守ってください。


8:00 手術着に着替え弾性ストッキングを履く。

すごく緊張していたのに、この姿がバレリーナみたいで笑ってしまった。

担当医(執刀医)がやってきて「がんばりましょうね。」とにっこり。
はい、よろしくおねがいします。

8:40 ストレッチャーに乗りエレベーターで4階へ。
私は家族控え室へ。ef夫は手術室へ運ばれて行った。
手術は9:00に開始、予定では2時間程で終了すると言われていた。

控え室でじっと待つ、待つ、待つ。うううう、この時間は本当にイヤだ。何度も深呼吸。

11:40 先生に呼ばれる。小走りで部屋を出ると手術室からef夫が運ばれて出てきたところ。
「無事終わりました。」と担当医がにっこり。あああーよかったーーーーーーーー。
「奥さんですよ。」と麻酔から醒めたばかりのef夫に先生が呼びかける。
目が合った。おお、無事だ。よかった。
一緒にエレベーターに乗る。酸素マスクの下からかすれた声で「なにか取れました?」とef夫が静寂を破り声を発する。「結構なのがとれましたよ。」とポケットからおもむろに摘出した白い物体の入ったカップを取り出す先生。うわ、ほんとだ。大きい。前回のより大きい。
「これが神経と骨の間に入り込んでいました。相当な痛みだったと思います。」と。こいつだったのか。


部屋に戻る。足の血栓予防のエアチューブ、酸素等諸々取り付けられる。背中が痛いef夫は体勢を変えたくて苦悶の表情。30分おきに血圧、脈、体温を測定。傷の痛みがあり座薬を入れる。
先生がやってくる。足の様子を診る。動く動く。あーよかった!
そしてずっと存在していた膝下の痛みがほとんどなくなったようだと。おおおお!ほんとーですか。嬉しい!泣けるー。

15:00 初めてのお水を飲む。
少し落ち着き、Yさんが送ってくれた水滸伝(全6巻)を読み始める。元気だ。よかった。
一旦帰宅した私にef夫からメールが。なにごとかと思ったら「メジャーを持って来てくれ。」と。なに?

18:00 酸素マスクがとれる。
早速摘出された物の大きさを測る。
そのためにメジャーが必要だったのか…。
この日は1日絶食。水分と抗生剤の点滴。
傷から出ている管と尿道から出ている管と点滴の管と足のエアチューブで身動きができず背中が重く、朝まで一睡もできなかったそう。水滸伝読み終えたそう。

7月10日(金)7:00 尿道の管が外される。
朝ごはんは普通食。頭をここまであげて自分で食べる。5分経っても足が痛くならない!すごい!

8:30 先生がやってきて背中の傷を診つつ血をとっていた管を抜く。足を診る。
明らかな痛みの軽減。ほとんど感覚がなかった左足の甲も感覚が少し戻ってきたよう。
今日から積極的に動いていいと。

ベッド横に立ってみる。怖々と慎重に。まだふらふらするが数分経ってもスネの引き攣るような破裂するような痛みが襲ってこない。夢のよう。
ef夫、およそ一ヶ月ぶりの安堵の笑み。その姿にじーん。。。

午後 リハビリの先生に支えられ廊下を歩く。術前に比べて明らかに足の動きが改善されたと。いいんじゃないかと。50m程歩いただけでもうフッラフラでしたが。
2週間も寝たきりだったので、足の筋力と体力の衰えは著しいよう。特に左足の筋肉はぷにょぷにょになってしまったそう。これからゆっくりとリハビリです。


心配し応援してくれた皆々様、本当に本当にありがとうございました。
やっと、やっと光が見えてきました。
ああ、いつぶりだろう、久しぶりにぐっすり眠れそうです。


ベッドの角度をこのくらいまで上げられるようになった。7月4日(土)1週間ぶりに自力でごはんをちょっとだけ食べた。が、5分もすると左足が痛くなってくるのでまだまだ介助が必要。クチに食べ物を運んでもらうヒナ鳥でまだまだ我慢。痛い場所をはっきりと示すのが難しいため ... 続きを読む

ベッドの角度をこのくらいまで上げられるようになった。
7月4日(土)1週間ぶりに自力でごはんをちょっとだけ食べた。
が、5分もすると左足が痛くなってくるのでまだまだ介助が必要。
クチに食べ物を運んでもらうヒナ鳥でまだまだ我慢。

痛い場所をはっきりと示すのが難しいため
痛むたびメモをするef夫。
この動作をするとここがこう痛むと。図に書いておく。


なるほど。



日々痛む場所も微妙に変化しているらしい。



昨日はルボランと自転車雑誌を買っていってあげた。大喜び。
今の俺には両方とも夢のまた夢だ…とため息つきつつ眺める。
そのうちまた乗れるようになるよ。

私が一旦帰宅している間に友人Yさんが3兄妹が作った七夕飾りとかわいらしい絵を持ってきてくれた。
「早くお兄ちゃんの腰がよくなりますように。」と短冊が。
いつもいつもありがとう。

友人Fさんからは「バッテリー」が。

そういえば結婚してから一度も夏休みをとったことがないef夫。この機にゆっくり休んでくれと。(こんなことで夏休みを使いたくなかったケド。。。)
仕事関係の皆様、ご迷惑をお掛けしています。申し訳ありません。

その向こうに横たわる髭男。
だいぶ伸びました。白髪も増えました。

各方面からご心配とお見舞いを頂いています。ef夫幸せ者です。
そしてエフ家に沢山のお見舞いコメントありがとうございます。

さて、


ずっとこんなだったエフですが、

朝昼晩と病院と家を行ったり来たりしている生活ペースにもだいぶ慣れてきたかな。出掛けるたびにいちいちうろたえなくなった。平常心。夜帰宅した時だけ玄関までやってきてとても嬉しそうに出迎える。(それ以外は3階でぐーすか寝ていてなかなか下りてこない。どーせまたすぐ行くんでしょという感じ。)

でも散歩に出るといつものコースを歩きながらef夫を捜しているよう。
似たような背格好の男性が前方からやってきたりすると立ち止まってじっと見て尻尾を振り出し、近づいてきて違うとわかるとゆっくりと尻尾の動きが止む。切ない。

ef夫に話すと「エフぅーーーー」ともっと切なそうでした。


治療環境が変わり調子も少しづつ上向きでいつものef夫らしい表情になってきました。少しホッとしています。もう10日も寝たままでお風呂にも入れず空も見れず先も見えずで、時々気が滅入ったりもしていますが、いつになく慎重にゆっくりと(怖々と)自分の体と向き合っています。キミはたくさんの人に想われ守られているから大丈夫だよ。
そしてそろそろ私が調子を崩す頃だろうとたくさんご心配いただきました。今のところダイジョブです。ありがとうございます。


6月26日〜7月2日の記録。(とても長いです。)26日(金)午前、K病院にて2度目の仙骨裂孔ブロックを受ける。一週間前に1度目を受けた後は少しづつだが日ごと症状は改善。この日も注射後はそのまま会社へ行き普通に仕事をする。21:00 会社にて腰に違和感を覚えすぐに横にな ... 続きを読む
6月26日〜7月2日の記録。(とても長いです。)

26日(金)午前、K病院にて2度目の仙骨裂孔ブロックを受ける。一週間前に1度目を受けた後は少しづつだが日ごと症状は改善。この日も注射後はそのまま会社へ行き普通に仕事をする。
21:00 会社にて腰に違和感を覚えすぐに横になるが左腰〜左脚に激痛が襲って来る。スネから血が噴き出しているのではと思ったそう。迎えにいった車になんとか乗り呻きながら帰宅、すぐに横臥、引き攣るような裂けるような痛みに「うあーーっ」と何度も声をあげるほど。座薬を入れ15分程経つと少し痛みが減る。が、また一時間後には激痛が戻る。朝まで痛みで眠れず。

27日(土)8:00 自力で起き上がり必死でトイレに行くもその後は更に激しい痛み。座薬も効かず。寝ていても痛くて常に唸る状態。ヘルニアの痛みには慣れたef夫だが「この痛み方はちょっとおかしい」と苦痛に歪んだ顔で訴える。
10:00 かかりつけのK病院にtel、症状を話し、救急車で搬送することに。119にtelして5分後に到着、私は外に出て手を大きくあげて迎える。必死。

2階からef夫を寝たまま下ろすためには駆けつけた救急隊員4人では足りず、すぐに応援を要請、今度は消防車がやってきて隊員3名が加わる。狭く曲がった階段を上手に運んでくれる。

たくさんの隊員たちに興奮するエフをなだめ抑えながら深呼吸して見守る。

10分後病院に到着するも土曜午前の外来は大変な混雑で救急処置室でしばらく待たされる。この時間が長い。痛みは凄まじいようでずっと悲鳴を我慢したような唸り声をあげている。医師がやってきて診察、痛み止めの筋肉注射を処置。すぐに痛みが遠のき朦朧とする。が、1時間半後、また痛みだす。寝たままでも痛くてどうしようもない。→緊急入院となる。

ストレッチャーで病室まで運ばれベッドの上に一回転して移る。(大変)
しばらく横になっていると、ベッドのマットがエアマット(何故にエアマット?)だったため体(腰)が沈みどうにも痛みが増してくる。エアマットをはずしてせんべい布団にしてくれと要請。看護師がたくさんやって来てエアマットをはずし普通の固いマットに。

痛みは少しましになる。でも同じ寝方でじっとしていることができない。右向き、左向き、背中にクッションを当てたり脚の下にクッションを入れたり、何度も何度も痛くて体勢を変える。
16:00 おしりから注射、筋肉の緊張を和らげる作用のものらしい、即効性はないが続けて打つと改善するとか言ってたような。
しかしその後も痛い。
18:00 夕食が運ばれてくる。寝たままおにぎり一個弱、鶏肉少し、ブロッコリ少し、缶詰のモモ少し、「まずい」と言いながら必死で食べる。食後の薬を服用するため。
薬:ロキソニンムコスタオパルモンメチコバール
薬を飲んでも全く痛みは軽減されず、夜中痛い、一度座薬を入れるが効かない。
痛みと疲れで朦朧としながら朝。

28日(日)7:00 あまりにも激痛が続くので医師に相談したいと看護師に告げる。
若い当直医がやってくる。経過と症状を伝えるもヘルニア治療の教科書通りのことしか言わない。断続的な激痛になんの処置もないことに耐えきれず「治療方針を再考してほしい」「できれば手術してほしい」「ここでできないのなら前回手術した東京医療センターに移りたい」とef夫訴える。しかし、移ったとしても恐らく同じ処置だ、担当医の許可なく転院はできないと。痛み止めを増やして痛みを抑えることをまずはやりましょうと。痛みで身動きできず従うしかない。。。
8:30 腕から筋肉注射(感覚神経を麻痺させる麻薬系)、痛みが和らぐのと一緒に眠気もやってくる。うつらうつらするが2時間程で痛みで起きる。体勢によっては痛みが軽減してしばらくそのままでいられたりすることもある。横向きで背中にクッションが良いことが多い。
12:00 昼食のため体を仰向けにしたらまた激痛が走る。少し動いた拍子にピーンと痛みが走ることがよくある。ただ昨日のような途切れなくのたうちまわるような痛さが減ってきたようにも思える。
おにぎり一個弱、いんげん3切れ、魚の天ぷらみたいなの一口
薬を飲み、横向きで1時間程眠る。時々痛みが走るようで顔をしかめることしばしば。
それにしてもここの看護師たちは何故何かを頼むときょとんとする?何故面倒くさそうにする?何故患者の容態を把握しようとしない?何故勤務交代のとき引き継ぎをしない?
「最悪だ」とef夫。ナースには何も頼まなくなる。
15:00 おしりから打つ注射(筋肉の緊張を和らげる作用のあるもの)はどうするかと聞かれる。昨日はそれをやってからさらに痛くなったため見合わせる。尿瓶で小をするため少し動いたらまた激痛。目をぎゅっと瞑ってじっと耐える。
ちょっと寝返りを打つたびにピキンと痛む。かといってずっと同じ姿勢でいても痛い。どうすればいいのかわからない。
「もうつかれた…」と絶望的につぶやくef夫。
18:00 耐えきれず私がナースコール、座薬を入れてもらう。
18:30 全く効かない。痛くて唸りっぱなし。顔をしかめてきつそう。痛くて寝ていられない、でも起きたくても起きられない。どうにもならない。とにかくこのままではef夫の気が変になってしまうのではと本気で心配するほど絶え間なく痛がる。あんなに我慢強いひとが涙を浮かべて痛がっている姿を初めて見た。なにもしてあげられない。つらい。
19:00 ナースステーションに駆け込み、昨日効いた腕からの筋肉注射をお願いする。が、座薬を入れたばかりなのでもう少し時間をおかないとダメだと言われる。もう少しとはどのくらいかと聞くと、あと2-3時間かな〜だと。そんなの無理だ。気が変になっちゃう。もう限界だよ、耐えられないよ。
19:30 もう一度ナースステーションに走り、なんとか痛みをとる処置をしてもらえないか頼む。しばらくしてチーフリーダーという名札をつけた人が病室にやってきて判断。これを今使ったら朝までもう使えないので今度痛くなっても我慢してくださいよ、と冷たく念を押すように言われる。もうどうでもいい。

20:00 腕に注射。15分程で眠る。その後何度か眠りながら眉間にシワをよせていたものの、朝まで眠れた。


この日は消灯後の暗闇の中ずっと付き添っていたのだけれど
どうにも心細くて涙がポロポロ出た。


29日(月)5:30 目が覚める。痛みだす。ただ昨日よりはまし。
7:30 朝食 1/3位食べる
食後はまたうつらうつらする。時折痛みに顔をしかめるが昨日よりましか?
座ってみたいと言ってベッドの上でゆっくり起き上がる。私の肩につかまり立ってみようと一瞬立つが、すぐさま膝下のずきんずきんする痛みがやってきて再び寝る。
横になってしばらくするとずきんずきんはおさまる。
9:00 担当医が診察にくる。金曜からの経過と症状を話す。ef夫は「手術をしてほしい」と。
2週間前にMRIを撮ったときと状況が違うようだ、手術をするにしても三度目になるのでリスクも高まる、より精密な検査が必要、脊椎の専門医に診てもらった方がいいと担当医。東京医療センターへ転院することになる。
本人が動けないのでMRIの画像と紹介状を持ち私が医療センター整形外科を受診、先生に症状を一生懸命説明する。画像では3-4のヘルニアが認められるがそれほど大きいものではない、おそらく変化しているのだろう、とにかく本人を診察して再度検査をする必要があると。ベッド満床のため空き次第転院することに。
15:30 K病院に戻る。転院を告げると少しホッとする。早くベッドが空いてほしい。
寝ている分には痛みは中程度になってきたが依然として上体を起こすとすぐさま膝下が破裂するような強烈な痛みに襲われる。寝ているしかない。
上体が起こせないととにかく不便なのはトイレ。小は尿瓶を使っていたが、大はずっと我慢していた。そろそろ出さねばいけない頃。ベッド上で寝たまま用の便器を腰を少し浮かせてあてるか、または、おむつか。どちらもどうしてもイヤなef夫は病室すぐ隣のトイレに行くと。距離は3-4メートルほど。私の肩につかまりゆっくりゆっくり歩いて行く。トイレ前で待っていると痛みがだんだん強くなってきたようで声にならない声をあげ耐えている。それでも根性でトイレ終了(こんなときでもウォシュレットでしっかりおしりを洗わないと気が済まないef夫。この非常事態にそんなものテキトーでいいのに。)脂汗いっぱいで部屋に戻り横になる。その後はしばらく激痛にのたうちまわるが、30分程でおさまってくる。
入院してからずっと全く起き上がれなかったことに比べるとほんの少しだけ進歩か。

30日(火)6:00 目が覚めてから2時間位は特に調子が悪い。しかしもう座薬も注射も使っていない。日頃から薬は飲まないタイプのひと。痛み止めでごまかしたくないというひと。
火・水と症状はあまり変わらず。

7月1日(水)9:20 医療センターからベッドが空いたと連絡。明日入院できることに。よし。

7月2日(木)10:00 手配した介護タクシーに乗り移送。
初めて利用した介護タクシー。ベッドからベッドへ丁寧に寝たまま運んでくれた。
この日は大雨。私はたくさんの荷物を運びずぶ濡れになった。
医療センターまでは10分程度。無事病室に入り入院手続きをすませ少しほっとする。

リモコンでベッドの角度が変えられるのが夢のよう。
脚を上げほんの少しだけ頭を上げて、視界が違うと喜ぶef夫。
マットもムアツで快適。PCも使える。
担当医が来る。痛みの部位を細かくチェック。来週火曜にMRIを撮り水曜に脊髄造影検査、神経根ブロックで精密に原因箇所を確認しましょうと。手術をするか否かは検査の結果次第だと。「早くケリをつけたい」とef夫。来週まで寝たままでいなければいけないことにがっくりする。しかしとにかく今は安静にしているしかないのよ。

4日ぶりにPCを開き寝たまま猛然と仕事を始める。といっても少しやって休むを繰り返しながら。
痛みは低め安定。ただし起き上がるとしばらくして激痛がやってくる。ベッドに座って2分が限界。
2分でも大変な進歩です。



エフは土曜にたくさんの男の人がやってきてef夫を担いであっと言う間に連れ去ってしまった一部始終を見ていて、更に長い留守番が続き、早速下痢P(膜はり軟便)になってしまった。。。


入院用の荷物をたくさん持って出掛けるときの玄関。
心配だよね、エフ。


でも月曜から義母が駆けつけてくれて
笑顔が復活しました。
ハンカチ銜えて見せびらかしたりワザと怒られるようなことしています。
寂しいのだよね、えっぷー。


ef夫も寂しがっているよ。
K病院のベッドのサイドレールの
←この部分がエフの鼻先みたいだと言って、痛みに耐えながら「エフーー…」と何度も見つめていました。

というわけで入院生活です。前回と違って先の見通しが明確でなくて不安もありますが、もはやじっくりと検査・治療に専念するしかありません。少し長引きそうですが、根治治癒を目指して頑張ります。


ブロック注射を打ったからといってすぐさま元気になるなんてことはなく、注射翌日は痛みが減ったような気がして喜んでいましたが、その次の日はまた痛くてウツウツして、次の日は痛みの場所が移動してまた歩くのが大変で落ち込んで、次の日は痛みがちょっと軽減して嬉しくて ... 続きを読む
ブロック注射を打ったからといってすぐさま元気になるなんてことはなく、注射翌日は痛みが減ったような気がして喜んでいましたが、その次の日はまた痛くてウツウツして、次の日は痛みの場所が移動してまた歩くのが大変で落ち込んで、次の日は痛みがちょっと軽減して嬉しくて、、、、そんな浮き沈みをたどっております。
もう若くないのだから回復にも時間がかかるのよ。

でもスケジュールは否応無しに詰まっていて行かねばならぬのです。
腰ベルトを巻いて今日も戦いに出る。
(もう面倒くさいのでスーツの上から巻いてます。)

外敵から腰と脚を守るのだ。
どうぞ動作を緩慢に。


2週間前の義母姉からのef夫誕生日のメッセージ。

「身体をいたわって元気で長もち!」

うーん、そのとおり。


エフは元気です。

あいかわらず毎日同じ金魚にいちいちビビってます。



ロングリードの限界まで先を歩くのヤメて欲しいです。

扇風機の前でおっぴろげで寝るえっぷー。


蒸し暑くてたまらんねー。

写真を撮ろうとしたら起きてしまった。


「おっぴろげは撮らないでよ。」

ef夫(とエフ)にお見舞いコメントをたくさんありがとうございました!
焦らずゆっくりなんとかやってます。


元気に自転車で出勤していった動画をUPして数日後、ef夫がまたヘルニアの痛みに襲われました。左足の腿からスネ、脹ら脛にかけて引き攣るような強烈な痛みと痺れで歩くことも侭ならず寝ているしかない状態が続きました。前回のヘルニア手術の前も同じような症状で、受診した ... 続きを読む
元気に自転車で出勤していった動画をUPして数日後、ef夫がまたヘルニアの痛みに襲われました。
左足の腿からスネ、脹ら脛にかけて引き攣るような強烈な痛みと痺れで歩くことも侭ならず寝ているしかない状態が続きました。前回のヘルニア手術の前も同じような症状で、受診したときには即手術しないと脚に麻痺が残ってしまうほど悪い状態で即日緊急手術になったことはまだ記憶に新しく、今回はすぐに病院へ行きMRIを撮りました。

検査の結果、新たに第3腰椎と第4腰椎の間の椎間板が少し出ていて、これが神経に触れて左足にダメージを与えているとのこと。(前々回手術した第4腰椎と第5腰椎の間は正常で、前回の手術の第5腰椎と仙骨の間に少し異常がありましたが、ここは手術による筋肉の癒着等の可能性もありなんとも言えないとのこと。)

今回はブロック療法で治療をすることになりました。
仙骨裂孔ブロック注射を受けました。
お尻の骨の最下部に硬膜外腔につながった穴(仙骨裂孔)があり、そこから薬剤を腰の神経の周りに注入します。
←こんな感じ。
骨の穴を探すのに何度か針を刺すそうです。
血圧を診ながら注射の後は30分程ベッドで安静にします。
昨日初めて打ちました。「痛かった…。」と。
昨夜は添い寝するエフのシッポを握りしめて寝ていました。

今朝は痛みもだいぶひき、足取りもしっかりしてきました。

ひとまずホッとしました。
これから週一ブロックで効果を診ます。
その他ビタミンB12やコンドロイチン等諸々摂取中。


しばらく自転車も眺めるだけです。ヘルニアでも楽に走れるよう改造すると言ってパーツをずっと研究していますが。(それが今のモチベーションのよう)


ところで、
今回のヘルニア出現で動けなくなってしまった当初、ef夫も落ち込み私も落ち込み2人共どんよりと沈んでいたら、エフがその夜ひとり部屋の片隅でおえっぷと吐いてしまいました。困った顔してこちらをじっと見て。


こんな顔して…。


我々が元気でないとエフも元気でなくなっちゃうのですよね。

この姿を見て、落ち込んでいてはいけないと思いました。

ごめんね、エフ。心配かけて。

というわけで、ここ数日ヘルニア再発騒動でバタバタしておりましたが、現在ゆっくりと回復中です。ムリせず安静に過ごしています。エフも元気です。
あぁ、手術じゃなくてヨカッター。


面白くもないボケを連発する漫才に絶望し早々に見切りをつけた私に変わってM1レポを書いたef夫ですが、実はこの週末、ギックリ腰におそわれていたのでした。土曜朝、歯を磨いている時、口をゆすいでちょっとかがんで水をはき出そうとしたその瞬間、電気が走ったそうな。その ... 続きを読む
面白くもないボケを連発する漫才に絶望し早々に見切りをつけた私に変わってM1レポを書いたef夫ですが、実はこの週末、ギックリ腰におそわれていたのでした。
土曜朝、歯を磨いている時、口をゆすいでちょっとかがんで水をはき出そうとしたその瞬間、電気が走ったそうな。そのままじっと動かず、しばらくして静かにそおっと体を起こし、ゆっくりと歩きソファに横になった。
本人曰く、ギックリ腰の一歩手前、だそうだけれど、危うい感じ。大丈夫かな。
そういえば、毎年年末になると、腰痛に見舞われている。一年の疲れが腰に出るのね。


エフはそばに付きっきり。


大丈夫ですか?

ねえってば。

大丈夫ですか?

ねえってば。

…と何度も何度もお手をする。


「もう、かわいくてたまらんな〜」とef夫。


コルセットしてよろよろと会社に行きました。大丈夫なのか?
まあ、とにかく年末年始はゆっくり休んでください。

早くよくなれ。
来年はいい年になりますように。


月曜朝、なんとか起き上がれるようになったef夫を車に乗せて近くの整形外科に連れて行く。診察の結果、ヘルニアの再発ではないとのこと。ホーッ(心底)。2回もヘルニアの手術をしているため腰椎の軟骨が普通より磨り減っていて、それをかばうため日常から周辺の筋肉に負担 ... 続きを読む
月曜朝、なんとか起き上がれるようになったef夫を車に乗せて近くの整形外科に連れて行く。
診察の結果、ヘルニアの再発ではないとのこと。ホーッ(心底)。
2回もヘルニアの手術をしているため腰椎の軟骨が普通より磨り減っていて、それをかばうため日常から周辺の筋肉に負担がかかり、さらに気温の低い中の強烈な負荷で傷めてしまったのだろうとのこと。痛み止めと消炎湿布を処方され一週間位は静かに過ごすようにと。
筋断裂かと心配していたので、ひとまず安心しました。


その後は一日安静に過ごす。
といっても寝ながら仕事。
2年前もこんな感じだったなあ。

エフがあいかわらず付き添う。

夜も一緒にご就寝。
エフ、頼んだぞ。

私はひとり寝室でのびのび寝させていただきました。

翌朝になると、随分よくなった。

エフはふとんを温め中。

そして午後、



スーツ着て現れたef夫に慌てるエフ。

「ちょっとー、だいじょうぶですかー?」



「ムリしないでくださいよ。」

心配そうに見送る。

そして夜、


さすがにいつもより早めに帰宅。

エフ、いつになく喜ぶ。




「ご無事でなによりですー!」

草野球仲間がわざわざハイテク腰ベルト付パンツを届けてくれました。早く復帰してもらわないと困ると。ありがたいことです。

というわけで、ひとまず元気になりました。
しばらく激しい運動は控え、静かにメンテナンスです。
ブログに書いてしまったため各所から「すわ、またヘルニアか!」と心配電話いただきました。
お騒がせしました。ヘルニアではありません。(でも元をたどるとヘルニアが原因のひとつですが)もう大丈夫そうです。おそらく。
心配コメントたくさんいただき、本当にありがとうございました。


雨で順延続きだった野球に久しぶりに出かけたef夫。待ちに待った新グローブデビュー。前日の夜から嬉しそうに準備する。朝5時半に起きて大黒ふ頭へ。…そしてお昼頃ヨロヨロと帰宅。顔色悪く渋い表情、動きがおかしい。なんと、腰を痛めてしまったらしい。ひとりでなんとか運 ... 続きを読む
雨で順延続きだった野球に久しぶりに出かけたef夫。待ちに待った新グローブデビュー。
前日の夜から嬉しそうに準備する。朝5時半に起きて大黒ふ頭へ。

…そしてお昼頃ヨロヨロと帰宅。顔色悪く渋い表情、動きがおかしい。

なんと、腰を痛めてしまったらしい。
ひとりでなんとか運転して帰ってきたが、家に着いたらもう歩くのもおぼつかない。
ユニフォーム脱ぐことも1人でできず。

ああああ…、よみがえる悪夢

顔をしかめてなんとか2階まで上がりそのままソファに横になる。
ヘルニアの痛みではなく、ギックリ腰とも違う。
どうやら腰の筋を違えてしまい筋肉を傷めた模様。所謂肉離れ。だと思う。
センター前にヒットを打った瞬間にピキッときたらしい。いい当たりだったそうな。一塁まで走って、その後次第に動けなくなってしまったそう。あぁ、あわれ…。
新グローブも快調でバッティングも好調で試合も勝って、「すごく楽しかったのに…」と無念そうにつぶやくef夫。かわいそうに。

炎症を抑えるために冷シップをして安静。こういうとき冷やすべきか温めるべきかいつも悩む。色々調べると肉離れにはまず患部の筋肉を冷やせと書いてあるのでそうしてみた。
ソファはよくないのでふとんを敷いて寝る。コルセットをしてお尻の下に枕をし足を上げてじっと静かに。
エフも心配そう。
夜になって少しよくなってきた。
なんとかひとりで起き上がれるようになった。ゆーっくりだけど。
でもまだまだ痛い痛い。つらそう。
エフがずっと付き添う。

今のところとにかくひたすら安静です。
十分ストレッチして体の筋肉ほぐしてから運動しないとイケマセン。今朝は特に寒かったし。
「はぁーまいったなぁ…」と悲しそうなef夫ですが、忘れた頃にやってきた腰痛で、また体のメンテするいい機会になりました。急な寒さに急な運動、十分気をつけないとですね。ふー。


sumirnoffさんにリフレやってもらってからというもの、足裏の重要性に目覚めたef夫。どうしてもツボ刺激付のスリッパが欲しいとあちこち探す。で、見つけたコレ。足ツボ指圧サンダル「Re:getA vernel(リゲッタ・バーネル)」。どうやらこのスプリング式のポッチがすご ... 続きを読む
sumirnoffさんにリフレやってもらってからというもの、
足裏の重要性に目覚めたef夫。

どうしてもツボ刺激付のスリッパが欲しいとあちこち探す。

で、見つけたコレ。

足ツボ指圧サンダル「Re:getA vernel(リゲッタ・バーネル)」。

どうやらこのスプリング式のポッチがすごいらしい。(なんてったって世界特許)

履き始めは痛くて裸足で履くのはムリとヒイヒイ言っていたef夫。でも2~3日で随分慣れたよう。イタきもちいいみたい。


このリゲッタ、実は近所の古本屋で購入した。指圧サンダル探してネット徘徊の末たどり着いたリゲッタが、クライングフリーマンを大人買いした「MANGADO」に売っているとは驚いた。小さな中古本・CDのお店なのに何故か一角にリゲッタ売り場がある。いつももの静かで控えめな店主、なかなかヤル。


そしてもう一つ、コレ。
とあるメーカーの人にもらった。

犬用歯石取りだそう。
人間用の歯石取りグッズがヒットしたので、
犬用も作ってみたそうな。
先端はこうなっている。
ヒト用より平たくて鋭利じゃない。


これで歯石がとれるのかな。
その前にやらせてくれるかな。


早速試してみた。


エフさん、ちょっと失礼。

口あけて。


わーなにすんのー。




やめれー。


ベロベロ。
舐めちゃ危ないよ。


かなりの抵抗の末逃げられた。

これは簡単ではありません。
根気が必要。

たぶんムリ。。。


ヘルニア手術から8ヶ月。こんなに立派になりました。歩けなった日々がウソのよう。ef夫完全復活スイング動画はコチラ ちなみにこちら私のはちゃめちゃ打法。さらに深夜、外で素振りの音が。いたっ!ほどほどにね。 ... 続きを読む


ヘルニア手術から8ヶ月。

こんなに立派になりました。



歩けなった日々がウソのよう。

ef夫完全復活スイング動画はコチラ



ちなみにこちら私のはちゃめちゃ打法。


さらに深夜、

外で素振りの音が。


いたっ!



ほどほどにね。


久しぶりのうちっぱなし。クラブを握ったのは3年ぶり、練習場に来たのは4年ぶり。腰を気にし、ブランク感じながらもフルスイング。いまいちだったらしいが、振れることの喜びひとしお。左打ちの私は打席がなくて見学。仕方ないので隣のバッティングセンターでフルスイングし ... 続きを読む


久しぶりのうちっぱなし。クラブを握ったのは3年ぶり、練習場に来たのは4年ぶり。
腰を気にし、ブランク感じながらもフルスイング。
いまいちだったらしいが、振れることの喜びひとしお。

左打ちの私は打席がなくて見学。
仕方ないので隣のバッティングセンターでフルスイングしました。


先週、退院後の定期通院にて、「もう来なくていい」と先生に言われたef夫。レントゲン検査の結果、腰椎は正常に復活しているとのこと。もうなにしてもいいらしい。よかったね。で、お祝いに何か買ってあげることに。まず、メガネ。薄いブラウンのセルフレーム。色々試してこ ... 続きを読む
先週、退院後の定期通院にて、「もう来なくていい」と先生に言われたef夫。レントゲン検査の結果、腰椎は正常に復活しているとのこと。もうなにしてもいいらしい。よかったね。
で、お祝いに何か買ってあげることに。

まず、メガネ。薄いブラウンのセルフレーム。
色々試してこれに決定。

下北のZoffです。レンズ込みのスリープライスがすっかり定着。Zoffのおかげでメガネって本当に安くなった。

そして、またまたプーマのスニーカー。
今回はこんな色。久しぶりに一目惚れしたらしい。
ジーパンによく合う。これも下北ABCマート。意外と高かった。



こちらはお祝いじゃないけど、少し前に新しく買い換えたズボンプレッサー。左が新型、右が旧型。
もう10年近く前から使っていた旧型、最近プレスをかけると変なシワがウネウネとつくようになっていてちょっとかっこ悪く仕上がっていたのだった。ちなみに左下のカドはエフがチビの頃噛んだあと。
で、新しいのをついに買おうと探しに行ったのだが、ズボンプレッサーって全然進化していない。プレスが苦手でたびたび線を2本作り苦笑いされてる私のような者のために画期的な新型が開発されてないかと期待していったのに。種類も少ないし形も旧型とほぼ同じ。どのメーカーも全く力いれてません。需要がないのか。
せめてメーカーだけでも変えようと、今回はNationalにした。今までのはTOSHIBA。
使い心地はあまり変わらず。ウネウネなくなったのでまあ、いいか。


思えば、夫手術中待合室で待っていた時、「スーツとか靴とかカバンとか携帯とか欲しがっていたものなんでも買ってあげればよかった、ごめんね・・・」なんて一人涙ぐんでいたのだった。「もっと真面目にズボンプレスしてあげればよかった・・・」とも思ったっけ。
元気になってしまうとそんなことすっかり忘れてしまう。
歩けるようになってくれさえすれば、もう他にはなにもいりません、と心底思っていたのに。最近じゃ色々欲しがってる私。新しいバッグとか高級なお寿司とかマッサージチェアとか。あのときの気持ち、思い出そう。
夫も最近は腰痛のことなどすっかり忘れている様子。昨年暮れから2月の緊急手術に至るまで、あんなに苦しめられていたのに。
忘れるほど元気になったのはいいことだけど、忘れちゃいけない。カラダ大事にしないとね。
もう一度「大腰痛」の頃から読み返してもらおう。


こんな風に、もうエフと散歩にもいけなくなっちゃうのかな、なんて思っていたのだった。
ほんとによかったね。


花粉症かと思っていたら風邪でした。発熱、悪寒、喉痛、鼻水、頭痛、関節痛、全て出現です。奥歯が浮く感じもあり。どうしてひいてしまったのか、原因に心当たりがありません。何故だ、くやしい。寝ている私の布団のそばに静かにずっといるエフ。朝も起こさず黙って枕元に座 ... 続きを読む
花粉症かと思っていたら風邪でした。
発熱、悪寒、喉痛、鼻水、頭痛、関節痛、全て出現です。奥歯が浮く感じもあり。
どうしてひいてしまったのか、原因に心当たりがありません。何故だ、くやしい。

寝ている私の布団のそばに静かにずっといるエフ。朝も起こさず黙って枕元に座っています。目を開けると心配そうな顔をそっと近づけてきます。手を伸ばして目前の顔のたるみを黙ってつまむと嬉しそうに鼻をひと舐めしてきました。不思議なくらい一日中何の要求もせずじっとそばにいます。優しいです。

ポカリスエットがぶ飲みでひたすら寝ていたらようやく熱が下がりました。あと少しです。

深夜にカップラーメンをすするef夫と、静かに下痢気味のエフが不憫でなりません。早く治さねば。